島美人のちょっとした幸せ

自称島美人である私の子育て生活と日々のちょっとした幸せを綴っています。

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今度上京する友達へ

2011-02-25-Fri-01:53
重松清さんの小説が大好きです。

重松さんの小説は登場人物が故郷を出て、東京に出ていくくだりが多く登場します。(それは重松さんの出身である山口や岡山が舞台であることが多く、更にその進学先は早稲田である)

同じく、地方出身者で就職で東京に出た私としては、このくだりにいつも泣かされるのです。

うちの父と母は「寂しいから見送れない」ということで、ひとりで福岡空港から飛行機に乗った日のことを鮮明に思い出します。

そして品川駅で乗り換えのホームを探すのに苦労したことを思い出します。

そしてそして、渋谷からの満員電車に恐怖を感じて「この町で本当に暮らしていけるんだろうか」と心配になりましたが、1~2ヶ月すると満員電車も当たり前に乗れちゃう自分になっていました。


多分この経験は私だけでなく、地方から東京に出てきた人はみんなだと思います。



作家にしても、ミュージシャンにしてもこの経験をしている人とそうでない人(東京生まれの東京育ちの人)というのは、表現しているものに違いがあるのです。

彼らは自分の内面を文章や歌に乗せて表現するプロなので、当たり前っちゃあ当たり前ですが。


地方出身者はたいてい何らかの夢を持って東京に出てきます。

そして、東京の色々なことにカルチャーショックを受けます。

そしてそして、慣れてくると東京から遠い自分の故郷を偲びます。

地方出身者の小説や歌には必ずといっていいほどこれらのことが表現されています。

この故郷への愛のある表現に泣かされちゃうんだよなぁ。


余談ですが、mixiでミスチルの歴代のアルバムを聴いているとつぶやいてましたが、「東京」という曲を聴いていて「桜井さんは東京生まれの東京育ちだよな」と感じました。

また、桜井さんの詞には上記のような遠い故郷を表現したものもないのでは?と私は思っていますし。(海外から日本を想う歌はありますが)



私の息子たちは鹿児島という九州の最南端の独特の文化をもつ地で育ちます。

進学か就職などで、まずは1度は夢を持ってこの地を出て、遠い地で自分たちが18年近く培ってきた経験を覆すようなカルチャーショックを味わってもらわないといけません。

遠い地で揉まれて慣れてきたころ、自分の故郷を偲んでくれたらいいなぁというのが母ちゃんのささやかな願いです。



今日のこの文章を32年間福岡に住んでて、今度結婚のために初めて上京する友達に贈ります。(とはいっても彼女はネットしないんだよなぁ)


rainbow.jpg

Somewhere over the rainbow, skies are blue
And the dreams that you dare to dream really do come true

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COMMENT



しんみり

2011-02-25-Fri-20:46
私は福岡県から出たこと無いので、
その気持ちが分からなくて残念で仕方ありません。
大学は外に出たかったのに、親が出さなかったので…

出張に行ったとき、田園都市線で渋谷方面に向かう
満員電車で窒息しそうになったのを鮮明に思い出しました。
私には無理です(泪)

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2011-02-27-Sun-12:46
このコメントは管理人のみ閲覧できます

つぐちゃんへ

2011-02-27-Sun-23:16
うちも大学は外に出してくれなかったから、就職でやっと上京して、結婚で鹿児島に行ってで、もう10年ぐらい出たままなのです。
でも、私の周りはずっと福岡って人のほうが多いよ。
東京から見ても、鹿児島から見ても福岡って本当にいいとこだなぁと思います。

恐怖を味わったのはまさに田園都市線です。
実は田園都市線で渋谷方面に通勤してたときは、気分が悪くなって倒れそうになり途中下車すること2回。これも懐かしき・・・

私もうちの親が出してくれなかった分、子どもたちは絶対外に出すつもりで準備はします。

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